オルソケラトロジー

オルソケラトロジーについて

オルソケラトロジーは以前からあった近視治療で、夜寝ているときに特殊なハードコンタクトレンズを装用することで角膜を押さえつけて翌日の近視を軽減させる方法です。レーシックなどの手術に対して元に戻せることが大きな利点です。それに加え近年、眼軸⻑の伸展を抑制させることで30〜60%近視進行を抑制することが報告されました。

適応について

日本では、コンタクトレンズ学会オルソケラトロジーガイドラインにおける適応年齢は原則20歳以上で、未成年は「慎重処方」となっています。しかし実際にオルソケラトロジー治療を受けているのは小中学生が中心です。手術が受けられない事もありますが、年齢が若いほど角膜が柔らかく効果が高い事も一因だと思います。
当院では、視機能がある程度発達した小学校高学年であれば保護者の協力の下、処方可能であると考えます。

使用レンズについて

  • lens01

    使用レンズについて ブレスオーコレクト(医療機器承認番号 22400BZX00094000)
    メーカーサイト
    費用について

    両眼 165,000円(税込)

    【内訳】
    お試し装用 33,000円(お試しレンズ使用料+お試し期間中の検査料)
    治療継続費 132,000円(レンズ代+1年間の検査料+レンズ保証)

  • lens02

    使用レンズについて メニコンオルソK(医療機器承認番号 22100BZX00551A02)
    メーカーサイト
    費用について

    両眼 165,000円(税込)

    【内訳】
    お試し装用 33,000円(お試しレンズ使用料+お試し期間中の検査料)
    治療継続費 132,000円(レンズ代+1年間の検査料+レンズ保証)

治療スケジュールについて

オルソケラトロジーは保険診療として認められていないため、検査・診察は全て自費診療となります。
初診時にまず適応であるかどうかの検査を行います。
レンズのデータを決め注文、トライアルを開始します。その時点でレンズのレンタル費用として33,000円(税込)の費用が発生します。トライアル終了の時点で中止は可能ですがレンタル費用の返金はできません。

その後、1週間から1ヵ月トライアルいただきお互いに納得した結果が得られた場合に治療の継続を決定します。その時点で残り 132,000円(税込)の継続費が発生します。納得できるまでデータ交換は可能です。治療を継続している間は、3ヶ月ごとに定期健診が必要です。なお、途中で眼の異常(治療に伴うもの、またそれ以外)が発生した場合の治療は保険診療となります。

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