病名の解説
や・ら・わ行
老人性黄斑変性(加齢性黄斑変性)
重要性・緊急性
最重要
緊急性はない
どんな病気
目の奥の網膜の中心にあり、最も大切な部分が「黄斑部」です。
加齢黄斑変性は、黄斑部の「脈絡膜(網膜の下の部分)」によわい血管のかたまりができて、出血を繰りかえし最終的に黄斑がいたんでしまう病気です。
黄斑部がいたんでしまうと、視力は0.1(視力表の一番上が見える状態)以下にまで落ちてしまうこともあります。
したがって、緑内障や網膜剥離と並び、重い病気の一つです。
原因
原因は不明です。
欧米ではすでに多い病気であり、日本でも最近増加しています。
症状
物がゆがんで見える、中心が見にくいなど。
治療
タイプにより違いますが、
①抗血管新生薬(眼球への注射)
②光線力学療法(注射とレーザー手術)
③レーザー手術
などが主な治療法です。