病名の解説
や・ら・わ行
緑内障発作
重要度・緊急性
最重要
緊急性高い
どんな病気?
普通の緑内障とは全く別の状態。
緑内障発作は急激に起こり、放っておくと数日で失明する状態。
原因
一番上の図のように、目の中には水が流れていて、この流れが右のように閉ざされてしまい、眼圧が急激に上昇する。
これを放置すると、視神経がいたんで失明する。
症状
急激な視力低下、目の痛み、充血、頭痛、嘔吐。
どんな人に起こる 遠視の(もともと視力の良い)、中年以降の女性に多い。
逆に、近視の人には起こりにくい。
治療
レーザーで虹彩(茶目)にバイパスをつくる。
注意・予防法
緑内障発作を起こしやすい目かどうかというのは、普段から眼科にかかっていれば分かります。
危なそうなときには、レーザーで処置するか、早めに白内障手術をすることで発作を予防できます。
症状がなくても、年に1回は眼科にかかりましょう。
また、もし急激な視力低下や目の痛みが起こった場合には、一刻も早く眼科を受診しましょう。